これ/それ PART.1
私たちは文章を読むとき、前の文と後ろの文の関係に注意して読まなければならない。この関係を示すものの一つに指示語がある。指示語は前の語、句、文、文章全体などを受けて、後ろの文を発展させたり、説明したり、まとめたりする機能を持っている。
まず最もよく使われる「これ?それ」から学習する。例をあげる。
(例)その医者は、黄色い薬を私に渡し、言った。「これを飲むと、病気がすぐ治りますよ。」
アンダーラインの「これ」は何を指しているか。答えは「黄色い薬」である。
後ろの文の中では、必ず「これは、これが、これを、これに、これと」など、助詞といっしょに使われる。だから、「これ?それ」が意味するものは必ず名詞、または、名詞に相当するものである。では、具体的に考えてみよう。
(1)名詞を受ける「これ?それ」(やさしいもの)
1.課長は私に一枚の葉書を渡した。それは日本のお寺がかいてある絵葉書だった。課長は「これをポストに入れてきてください。」と言った。
答え( )
2.山道を歩いている時、私は不思議なものを見た。それは花のようでもあり、葉のようでもある草だった。
答え( )
3.インドネシアには、仮面をつけて踊る劇がある。これとおなじような劇は、東南アジアだけでなく、日本や韓国など東アジアにもある。
答え( )
①仮面 mask ②劇 play
4.博物館や美術館に行くと、よく「→」と書かれた看板がある。非常に便利なものだと思う。なぜならば、これに従って行けば、全ての展示品を効率的に見ることができるようになっているからだ。
答え( )
5.現在は、石油のない生活はとても考えられない。私達の周りを見てみると、それから作られるものが非常に多く、ガソリン、プラスチック、洋服、食器など、石油が原料になっていないものを探すのが大変なくらいである。
答え( )
6.野菜や果物はポリエチレンの袋に入れて売られている。さらにレジに行くと、その店の名前入りの買い物袋をくれ、品物はそれに入れて持ち帰られることになる。
答え( )
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