( Q )
?日高敏隆(1979)「動物にとって社会とはなにか」講談社学術文庫?
問( Q )には、結論として、どの文が入ればいいか考えてください。
1.人々はシカの数が増えないのは、ピューマ、コヨーテ、オオ カミなどが、シカを食ってしまうからで、この捕食獣を少 なくすれば、シカは必ず増えるだろうと考えた。そして、実 際、多くの捕食獣を殺した。予想通り、シカの数は10万匹 に達したので、人々は自分たちの考え方が正しかったと思っ た。
2.人々はピューマやコヨーテがシカを食っていることが、シカ の数とピューマやコヨーテの数を調節していること、また、 シカが増えることと草地の量はあまり関係がないことを理解 した。
3.人々はシカの数を増やすためには、捕食獣であるピューマや コヨーテを殺せばいいと考え、それを実行した。ところが、 シカの数はあまり増えず、食料である草が増えてしまい、人々は自分たちの考えが間違っていることに気づいた。
4.人々はピューマやコヨーテやオオカミがシカを食っているこ とが、シカの数を調節し、草地の量に見合った数を残してい ること、また、ピューマやコヨーテやオオカミの数もシカの 数に見合っていることをやっと理解した。
昔、人々は熱と温度をはっきり区別していなかった。温度計が発明されて物質の温度が計れるようになっても、温度計は物質そのものの熱を計るものだと考えていた。
それに対して、疑問を抱いたのがイギリスの化学者ブラック(Joseph Black 1728-1799)である。
彼は次のような実験をした。
火口が二つあるかまどの一方の火口には鉄板、もう一方には水の入ったなべを置き、同時に熱した。10分もたつと、鉄板は熱くて、触れなくなった。しかし、水の方はまだあまり温度が上がらなかった。同じように熱したのに、温度は同じように高くならなかったのである。
こうして、人々は ( Q ) に気づき始めた。
?東京書籍株式会社(1997)「中学校理科教科書?新しい科学1分野?上」?
問:( Q )にどの文を入れてTEXTを終わらせたらいい ですか。選んでください。
1.熱と温度はやはり同じものであるということ
2.熱と温度はあまり違いがないということ
3.熱は計れないが、温度は計れるということ
4.熱と温度は違うものだということ
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