問:本文の要点を簡潔にまとめた文はどれですか。
1.漫画や新聞を読むことは、子どもや父親にとっては、とても興味のあ ることなので、
読むのをやめさせる必要はない。また、現代はテレビを見ながらわいわい騒いで食事をするのは普通であり、テレビのスポーツ番組や時代劇はおもしろいのだから、それを無理にやめさせる必要はない。
2.食事中に話をしないのは、特に話題がないからで、いいとか悪いとかいう問題ではない。話題がなかったら、話をしないのは当然である。もし話題がなかったら、プロ野球や時代劇を見ながら食事をしたほうが楽しい。
3.テレビがなかったころは、静かに黙って食事をする家もあったし、わいわい騒いで食事をする家も多かった。ところが、テレビが茶の間に入ってきて、子どもがテレビを見て騒ぐので、静かにご飯が食べられなくなった。だから、テレビを消して、本や雑誌を読みながら静かに食事をした方がいい。
4.テレビが家庭に入ってきて、茶の間の様子が確かに変わった。茶の間の会話がテレビ中心になった。テレビは家族の会話を奪い、家族同士を無関心にさせた。ファミリーレストランで見た家族の場合は、テレビが漫画や新聞に変わっただけである。
もうずいぶん古い言い方になってしまったが、一時「三高」という言葉が流行した。三高というのは、女性が結婚相手を見つける、または決める時の条件である。つまり、三つのものが高いことが条件なのだ。この三つのものとは、「身長?学歴?収入」である。批判的な人もいたし、当然だと言う人もいた。流行語というのは、半分冗談なのだが、真実がないこともない。事実、「三高」も冗談なのだが、厳粛な意味も含まれている。
「身長の高い男性がいい」というのは、男性が女性より身長が低かったら、並んで歩く時、格好が悪いという表面的な理由もあるだろうが、本音は男性は体格が立派であってほしいということだ。男性で体格が立派であれば、女性より背が高くなるのは自然である。また、「学歴?収入が高い」というのは、言い換えれば「知的能力がある」ということである。
動物のオスができるだけ自分の子孫をたくさん残そうとするのに対して、メスは質の高いもの、つまり質の高いオスの子孫を残そうとする。そこにオスの戦いが起こる。これは人間も例外ではない。質の高い男性、つまり、体格が立派で、知的水準の高い男性と結婚すれば、質の高い子孫に恵まれる可能性が高い。女性がこのような男性(すなわち「三高」の男性)を求めるのは当然である。
今まで、男性は一夫一婦制という便利な制度のおかげで、知力?体力のあるなしにかかわらず、結婚ができたが、これからはそうもいかないようだ。男性(オス)としての能力の劣っている人は、結婚もできないし、自分の子孫も残せないという悲哀を味わうかもしれない。
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