問: TEXTの内容と合っているものには○、合っていないものには×をつけてください。
1.昼間、星が見えないのは、星よりも空がずっと明るいからである。
2.もし、地球に空気がなかったら、昼間でも、星がたくさん見える。
3.金星が朝や夕方に見えるのは、太陽よりも明るく自分で光っているからである。
4.空が明るいのは、空中のちりや水滴が太陽の光を反射しているからである。
5.月に行くと、月には空気がないので、昼間でも、太陽は巨大な火の玉のように真っ暗な空
に輝いて見える。
6.金星は夜明けや夕暮れだけでなく、一日中見ることができる。
7.月が時々朝や夕方に見えることがあるが、これはたまたま月が地球の近くにあって、空よ
りも多く太陽の光を反射しているからである。
8.「宵の明星」「明けの明星」というのは月と金星のことである。
妻が夫の同僚や先輩、上司などに紹介された時は、「いつも主人がお世話になりまして……今後とも、どうぞよろしく」などとあいさつをするのが、日本の常識である。このようなあいさつをしないと、「あの奥さんは非常識だ」とか「世間知らずだ」とか陰口を言われる。
たとえ、いつも出来の悪い上司だと夫から聞かされていても、妻は上司に対し丁寧にあいさつをしなければならない。また、相手が部下の場合であっても「主人がいつもお世話になりまして……」というあいさつが自然に出てこなければならない。
当然、相手も「こちらこそいつも助けていただいて、感謝しています」などと言葉を返してくる。日本人はこのように、お互いに助け合い、依存し合っていることを、機会あるごとに確認しあう。
ところが、欧米社会では、このような妻の態度は、「でしゃばりの奥さんだ」「夫の目の前で上司の恩恵を乞うのは、夫に対する侮辱である」「夫の無能を証明するようなものだ」などと、非難されるのだそうだ。
夫の上司に丁寧なあいさつをする妻は、「よくできた妻」として日本ではプラスの評価を受けるが、欧米社会では「でしゃばりで、ごますりで、夫を侮辱する妻」とマイナス評価をされてしまうということだ。
この両者の違いはどう考えたらいいのだろうか。
まず第一に考えられることは、夫婦観の違いだ。欧米では夫婦といえども、独立した人格を持った別個の人間だと考えるのだろう。だから、夫の仕事や上司との関係に妻が口を出すのは干渉になるなのだ。ところが、日本では夫も妻もなるべく対立せずに同一歩調をとろうとする。夫婦が一つの単位だと考えているからだろう。だから、夫の上司は妻の上司でもあるのだ。
第二に、職場観の違いが考えられる。日本では職場での関係「公」が個人の領域「私」に入り込んでくる傾向が強い。職場を離れても、上司はずっと上司であり続けるので、妻も夫の上司には丁寧に対応しなければならないのである。ところが、欧米では職場での関係を個人の領域に持ち込まないように努力するのだろう。だから、夫の上司に「いつもお世話になりまして……」などと言うのはその努力を否定してしまうことになるのだ。
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